●人権を守る


世界一素敵な学校――サドベリー・バレー物語

ダニエル・グリーンバーグ著/大沼安史訳
四六版上製 316頁 1900円
ISBN4-8461-0608-X C0037 TRC MARK ナンバー;

いじめ、落ちこぼれ、学級崩壊等、学校の状況はますます厳しくなっている。子どもに大人の価値観を押し付け、管理するやり方では、この傾向は加速するばかりだ。本書は、カリキュラムも、点数も、卒業証書もない世界一自由な学校と言われる米国のサドベリー・バレー校の物語である。人が本来持っている好奇心や自由を追い求める姿勢を育むことこそが教育であるとの理念を貫くまさに、21世紀のための学校だ。(2006.4)

【主内容】

21世紀の学校をつくる〜日本語新版への序文 ダニエル・グリーンバーグ
混在する二つの教育観/〈教授〉という教育観/〈近代〉以前の子どもたち/子どもたちの内なる自然/産業革命と〈教授〉/自由な精神の破壊と「3つのR」/強制教育の出現/情報の時代の教育

序 文
サドベリー・バレー(谷)へ、ようこそ――訳者による、かなり個人的な道案内
はしがきに代えて――「受験勉強」は無用

第一部 お勉強?
1 算数/2 クラス/3 ひたむき/4 弟子入り/5 リーディング(読み)/6 釣り/7 動物伝説/8 化学/9 廃品回収/10 ビジネス事始め/11 熱狂、そして流行/12 学校コーポレーション/13 銀行口座/14 クッキング/15 年齢ミックス/16 遊び/17 ライブラリー/18 時の流れに/19 学び/20 評価/21 避雷針

第二部 学校生活
22 全校集会/23 危険がいっぱい/24 信頼のシステム/25 スポーツ・シーン/26 キャンプ/27 係と委員会/28 清掃/29 奇跡の予算/30 スタッフ/31 小さな子どもたち/32 「良い子」と「悪い子」/33 父母/34 参観者/35 自由と正義/36 核心にあるもの

美しい子ども期は、美しい人生の出発点になるか? ミムジー・サドゥスキー
学校体験と人生 サドベリー・バレーの卒業生たち――日本語新版へのアフターワード
仕事を積極的に探求/時間をコントロールする/情熱、そして共感/困難への挑戦大学進学の真実/寄り道・近道・回り道/人生をエンジョイ/手にした自由の美しさ/守るべき価値/世界に自分の刻印を残す/人を助ける/人生の幸せ/コミュニケーションの力/柔軟さと忍耐/人生の美としての変化/対等な個人として/時間を無駄 に流さない/運命をコントロール/深い幸せを求めて

あとがき――プディングは卒業生の味
訳者あとがき――解説に代えて
日本語新版への訳者あとがき

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