●エコロジーを考える


ニームとは何か?――人と地球を救う樹――

国際開発のための科学技術委員会・編著/石見 尚・監訳/片山弘子・訳

A5版並製 200頁 2000円
ISBN4-8461-0504-0 C0036 TRC MARK ナンバー;
 何世紀もの間、インドで「村の薬局」として利用されてきたニームの樹が今脚光を浴びている。アメリカではこの樹のエキス抽出を特許として申請するなど世界の科学者たちが研究に携わっている。ニームは、害虫防除や薬剤、歯磨き、人口増加の抑制、地球温暖化の緩和と人間の生活に密着した効能を持ち、利用範囲は極めて広い。科学的解明が始まったばかりのこの樹を詳しく紹介する。 (2005.4)

序文 
まえがき 

第1章ニームの将来像

第2章現状と課題
問題点

第3章ニームの樹
外観  分布  繁殖  成長  課題 

第4章ニームの成分
リモノイド  製造  調整品  添加剤 適用の手法  植物の体内に吸収される殺虫効果  

第5章昆虫に対する効果
影響を受ける昆虫  昆虫別の効果の事例  貯蔵農産物の害虫 

第6章昆虫以外の生物への影響
線虫  まき貝   甲殻類  菌(カビ)類  アフラトキシン 植物のウイルス  対象外の生物

第7章医薬品
殺菌剤   抗バクテリア剤  抗ウイルス薬  皮膚科系の有害昆虫の駆除  歯の治療薬  シャガス病   マラリア  鎮痛剤および解熱剤  受胎調節  獣医薬  取扱上の留意事項

第8章工業製品
ニーム・オイル  材木  燃料  その他の製品 

第9章ニームの植栽
ニーム林の造成  アジア  アフリカ アメリカ諸国  太平洋諸島 

第10章次のステップ
広範な行動  殺虫剤の研究  ニーム市場の構造分析  ニーム・オイルの研究  昆虫以外の有害生物  人間の健康  家畜の治療薬  遺伝形質の改良  バイオテクノロジー  造林 関連する種

付論A 安全性テスト 
付論B 人口調節の画期的技術革新となるか 
付論C 参考文献と資料 
付論D 研究機関の連絡先 
付論E 国際開発のための科学技術委員会(Board on Science and Technology for International Development - BOSTID)とニーム小委員会の委員紹介(抄) 
監訳者あとがき 

【緑風出版 HomePage へ】