●多様な性を考える


私たちの仲間[結合双生児と多様な身体の未来]

アリス・ドムラット・ドレガー 著/針間克己 訳
四六判上製 272頁 2400円
ISBN4-8461-0421-4 C0036 TRC MARK ナンバー;

結合双生児、インターセックス、巨人症、小人症、口唇裂……多様な身体を持つ人々。その中でも、もっとも独特な身体と思われる結合双生児は、いったい本 当に異常といえるのか?実際、彼ら自身はどう感じているのか? 医者はなぜ結合双生児を分離したがるのか? 一人を犠牲にしてでも分離するべき なのか? 親や医者はなぜ「正常化」したがるのか?   本書は、人種差別から医学裁判まで、身体的「正常化」の歴史的文化的背景をさぐり、独特の身体に対して治療でも同情でもなく、変えるべきは身体では なく、人々の心ではないかと問いかける。 (2004.12)

主内容]

はじめに

第1章 結合双生児は個人であるのか

第2章 分離手術をするべきかしないべきか

第3章 一人を犠牲にしてでも分離するべきか

第4章 アイルランドの巨人を解放せよ

第5章 新しい時代の正常な身体とは

訳者あとがき

原注

索引

[著者略歴]  
アリス・ドムラット・ドレガー(ALICE DOMURAT DREGER)
Lyman Briggs School of Science at Michigan State University助教授。1995年、医学の歴史および哲学に関する研究で、Indiana Universityで博士号取得。 インターセックス、小人症、口唇裂、結合双生児の社会的理解を高めるために活躍中。  

[訳者略歴]  
針間 克己(はりま かつき)
医学博士。 日本性科学学会幹事長。性同一性障害研究会理事。 Harry Benjamin International Gender Dysphoria Association会員。 専門:精神医学、性心理障害。

日経新聞書評掲載

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