●IT問題を問う


IT革命の虚構

緑風出版編集部編
A5判並製 220頁 2000円
ISBN4-8461-0119-3 C0340 TRC MARK ナンバー;
2000年問題が大過なくすぎ、若者たちが携帯やプレイステーションに夢中な日々。市町村では高齢者向けパソコン教室が盛況。ブロードバンドだ、iモードだと手を替え品を替え登場する新技術の数々。しかし華やかな店頭の一歩裏は、ITバブルの崩壊、失業率5.4%の現実があり、盗聴法、住基ネット、個人情報保護法……ITを駆使して権力は私たちのプライバシーを丸裸にする。出会い系サイト、頻発する個人情報の流出事件など倫理なきデジタル犯罪時代の到来。果 たしてこの「革命」は市民にとって福音か? 「IT革命」の虚構性を多面的に検証する。

[主内容]
第1部 分析
● 第1章 検証・IT革命のめざすもの
政府の情報戦略にみるIT革命の行方 土方 智
遺伝子解析とコンピュータ 粥川準二
デジタル著作権とその問題点 天笠啓祐
電子政府がやってくる――公的個人認証サービス 半埜 滋

● 第2章 市民にとってIT革命とは何か
しのびよる電子監視社会の足音 臺 宏士
デジタルデバイドが意味するもの 土方 智
電脳民主主義は実現するか 林 直二
盗聴時代と市民社会 佐藤文明
コンピュータ二〇〇〇年問題から学ぶこと 土方 智

● 第3章 デジタル犯罪時代のさ迷える倫理
デジタル系社会への不安と恐れ 半埜 滋
多発する個人情報流出事件 大久保貞利
コンピュータ・コミュニティとコンピュータ倫理 依田 聖
市民運動インターネット利用四原則 コンピュータ労働研究会

第2部 資料
情報処理学会倫理綱領
電子情報通信学会倫理綱領
計算機械学会(ACM)
倫理綱領及び職能行動綱領
電気電子技術者協会(IEEE)
倫理綱領 コンピュータ倫理協会(the Computer Ethics Institute)コンピュータ倫理十戒
個人情報の保護に関する法律案
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律案
e\Japan戦略
コンピュータ関連ブックリスト
インターネットの歴史  

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